コンビニ食というと、なんとなく健康や美容に良くないイメージもありますが、最近は素材を活かした食品や、不足しがちな栄養素を手軽に補える本気のこだわり食品も豊富。
お昼はたいていコンビニごはんで済ませる人も、選び方次第でもっとキレイになれますよ。
美肌のために摂りたい成分をおさらい
美容に関心がある人にとっては当たり前かもしれませんが、健やかで若々しい肌のために、毎日摂りたい成分とその働きを紹介します。
【ビタミンA・C・E】
抗酸化ビタミンと呼ばれ、美肌の大敵といわれる活性酸素を除去する働きがあります。また、ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠な栄養素です。
【たんぱく質】
コラーゲンの材料になります。
【鉄】
コラーゲンの合成に必要な栄養素です。
【カルシウム】
肌のバリア機能に関わっています。
【ビタミンB群】
糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わり、肌のターンオーバーを促します。
【食物繊維】
腸内環境を整えることで、肌荒れやニキビを防ぎます。
【n-3系脂肪酸】
免疫系をコントロールし、アレルギー反応を抑えます。
【その他】
ポリフェノール、β-カロテン、リコピンなどは抗酸化作用のある機能性成分です。
コンビニで買える美肌食材10選
上記のような美肌成分を効率的に摂れる食材がコンビニにもたくさんあります。1日1食コンビニごはんという方は、ぜひ参考にしてください。
- サラダ・カットフルーツ
野菜や果物には、ビタミンCと食物繊維が豊富。ビタミンCは一度にたくさん摂っても体内に貯めておけないので、こまめに摂るのがポイントです。ちょうどよいサイズ感ですぐに食べられるサラダやカットフルーツを、ランチに1品プラスしてみては? - 冷凍野菜
スーパーでも売られていますが、コンビニなら帰りが遅くなったときにサッと買えて便利。いろいろ使える単品野菜はもちろん、そのままフライパンで炒めたりレンジでチンするだけで、栄養たっぷりの野菜料理が完成するミックス野菜もおすすめです。 - ゆで卵
卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含む優秀な食品。特にたんぱく質や鉄分、ビタミンB群を多く含むため、美肌のために1日1個は食べたいところ。 - サラダチキン
高たんぱく低脂肪のサラダチキンは、美容食材の代表格。最近は味のバリエーションも豊富で、そのまま美味しく食べられます。唐揚げの代わりにいかがですか? - 納豆・冷奴
大豆製品には良質なたんぱく質のほか、ポリフェノールの一種である「イソフラボン」も含有。イソフラボンは抗酸化作用に加えて、美肌ホルモンと呼ばれるエストロゲンに似た作用があります。 - 枝豆
ビールのお供のイメージですが、実は美肌成分がたっぷり。コラーゲンの合成に必要なたんぱく質、ビタミンC、鉄がすべて含まれています。食物繊維、ビタミンB群も豊富なので、ごはんに混ぜると糖質の吸収が穏やかになり、代謝UPが期待できます! - 焼き魚
レンジで温めるだけで皮はパリッと、身はしっとり、骨まで抜いてある商品も。鯖の塩焼きには「DHA」や「EPA」といったn-3系脂肪酸が、鮭には抗酸化作用のある「アスタキサンチン」が含まれます。 - ヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整えてくれるだけでなく、カルシウムも豊富です。食後のデザートやおやつにぜひ! - ナッツ類
アーモンドやクルミなどのナッツ類はビタミンEが多く、ダイエット中のおやつに最適。歯ごたえがあり、腹持ちが良いので、少量でも満足感が得られます。 - ドライフルーツ
果物の栄養素がギュッと凝縮されています。特に鉄分や食物繊維の供給源としておすすめ。コンビニのドライフルーツはチャック付きの小袋入りが多いので、持ち歩きにも便利です。
美肌のためのコンビニ食の選び方
コンビニ食はコンビニで買える手軽さがウリですが、美肌のためには、できるだけ加工度が低い食品を選ぶのがポイント。何が入っているか一目で分かるものなら安心です。
お弁当を選ぶときは、彩りが良く、いろいろな味が楽しめそうなものを。おにぎりなら、玄米やもち麦入りにしてはいかがでしょうか。
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